15日 出雲崎・与板・和島へ
出雲崎は良寛さまの生まれた地。
昭和40年に建てられたという良寛記念館で遺墨などをゆったりと観覧することができました。禅師に思いを寄せる諸氏の敬慕作品も多く展示されていました。
すぐ隣にある「良寛と夕日の丘公園」からは良寛堂、切妻の立ち並ぶ街道の向こうに広がる日本海、佐渡島が望めました。
母の郷里、佐渡を前に子供たちと語らう良寛像は、眺めるだけで幸せな気分にさせてくれます。
16日はストリートで演奏
路上での演奏は初めてでしたが、場所は古町アーケードの通称「ドカベン通り」、すぐ後ろは「新潟マンガアニメ専門学校」というマンガ好きTakanoには絶好のシチュエーション。「ドカベン」岩城像と一枚。
路上でもc-フルート、アルト、バスも使って、「全力投球の全員野球」。そんな感じ(全員…二人ですけどね)。
初の路上演奏でしたが、準備に多少手間取ったものの、沢山の方々に聞いていただけて、とても良い経験でした。
17日、いよいよDR.可児へ
開店前に広瀬マスターとちょっとだけ音合わせをして、午後3時からのステージに備えました。
Miyukiさんはファッション系の店へ、Takanoは「漫画の家」へ。
赤塚不二夫、高橋留美子、聖悠紀をはじめ魔夜峰央など、錚々たる漫画家を輩出している新潟ですから、専門学校のすぐ裏手にある「漫画の家」も超、充実してました。
受付も「新潟漫画賞」を取った方で、こちらの質問に適格に答えてくれました。
さて、ドクター可児での演奏は、クラシックを中心とするチェロの広瀬マスターにJazzyな「酒と薔薇の日々」など、ちょっと無理な曲もお願いしましたが、お客様にも喜んでいただけたようです。
宿に入ると、マリンピア日本海の方向でしょうか、街並み越しに今年初めての打ち上げ花火が見えました。
18日は、「遠藤実記念実唱館」へ
「北国の春」、「高校三年生」、「せんせい」など、数々の歌謡曲を作り、多くの歌手を育てた遠藤実氏の記念館、見学しました。
「実唱館」の名は、記念館にカラオケ喫茶が併設されていて、一曲200円で歌うことができます。
「作曲家本人の記念館で歌うのは度胸が…」
と思いましたが、朝10時の開館と同時に何人もの方々が訪れて真っ直ぐカラオケ館に入って次々と歌われるのにはびっくり!
記念館でちょっと知識を得た後は、海水浴に向かう車の列に逆行し、新潟市内に戻って「会津八一記念館」へ。新潟日報の通称メディアシップ5階に移転したギャラリーでは会津八一の趣味人としての世界に触れました。
今回の新潟ジャズストリートでは、風景、温泉、音楽、漫画、文学それぞれを広く浅く楽しんできました。
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