昨年は北区の旧古河家のバラ園を見てから池袋ジャズフェスティバルに向かいましたが、今年は世界遺産に登録されるかも知れないという上野の国立西洋美術館で「カラバッジョ展」を見に行きました。
上野駅で下りるのは久しぶりというMiyukiさん。東北の人にとって「東京」の入り口は普通に上野駅でしたが、諏訪湖出身のMiyukiさんにとっては「特急あづさ」の発着する新宿駅がポピュラーなんですね。「上野公園を歩くこと自体初めてかも」とのこと!
「世界遺産になるでろう」と報道されていたコンクリート打ち放しの「モダンな建物」にむかいます。
入場券なしでも屋外に「地獄の門」や「カレーの市民」などロダンの作品やブルーデルの彫刻が展示されていて、創建当時の「西洋美術を広めよう」という国の姿勢が感じられる贅沢な美術館です。
屋外に展示されている、というか上野公園「ある」感じの彫刻群。これらの作品が制作されていたアトリエにはTakanoが愛して止まない安曇野の荻原碌山らがロダン先生の周りで学んでいた、と思うとジ~ンとします。
かつて美術の教科書で紹介された作品の多くが上野の国立西洋美術館か東京八重洲口ブリジストン美術館の収蔵品でした。
カラバッジョ展
作品もその生き方も強烈な個性のカラバッジョ。好き嫌いは別にして、すごい作品でした。企画展は当然撮影禁止ですが常設展は撮影可能で、国の「太っ腹」に感謝!
芸術集団的なのでしょうか「薔薇十字社」という結社を主催していたロゼッティの作品、久しぶりに見ました。「薔薇十字社」の重要なメンバーであったウィリアムモリスの名を持つ薔薇もTakanoの庭でもうすぐ花を開く予定です。
上野公園♪
二十年ほど前に上野公園に寄った頃には何となく雑然のして、古めかしい感じがあったのですが、細々と手入れされていました。緑が鮮やかで明るく賑わっていて、「恩賜公園」らしい雰囲気でした。
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