11月7日、真夜中の自動車道を乗り継いで480km、朝焼けの岡谷ICからは富士山が見えました。
小林一茶記念館は、なぜか臨時休館中!とのことでしたので、長野の善光寺と戸隠神社まで足をのばすことに。
見事な紅葉に囲まれた善光寺は、参拝者が多く、仲見世は、お土産を求める人であふれ、明るい身近な感じのところでした。
小林一茶、種田山頭火などの歌碑が並び、昔からみんなに親しまれるお寺なんですね。
戸隠神社は、神域でした。ただ、ひたすら歩きました。手力雄命(タヂカラオノミコト)が投げ飛ばした天岩戸が戸隠山になったという、何とも壮大な話。
JR東日本のCFで映し出された奥社の杉並木までが長い!晴れてはいたのですが、風が冷たく、どこまでもどこまでも続く参道…。
まさに「御神域」でした。
翌、8日は茅野市マザーツリーへ。
畠山定男さんと真一さんの「花とんぼ」展開催にあわせて、ミニ・コンサート♪全国を周っておられる畠山さん、長野県では初めての開催とのことですが、沢山のお客様においでいただきました。
Miyukiさんの出身地岡谷市から会場まで、同級生の方々が来て、花を添えてくれました。
コンサート終了後も、BGMをプレゼント。
茅野から岡谷への帰りは、諏訪湖の近くを通りました。小口太郎さんもこの風景を眺めながら諏訪中学から帰ったことでしょう。
第三高等学校(京大)、東京帝国大学で研究に明け暮れた日々にも、日暮れ時になると諏訪湖の風景を思い出していたのでは。
われは湖(うみ)の子 さすらいの
旅にしあれば しみじみと…
東京の病院で27歳の人生を終えた小口太郎さんは、故郷の岡谷市を離れてからずっと旅を続けていたのでしょうね。
翌9日の日曜日は、あいにくの雨。
岡谷駅から「イルフ童画館」にむかう「童画通り」の石畳が綺麗でした。
9日もギャラリーでとんぼ玉を覗きこんだり、窓から薔薇を眺めながら、さらりとた音楽を小音量で流しました。こんな時には、アルトフルートが本領発揮です。
Miyukiさんは、妹さんのご家族もみえられたので、昨日以上に緊張したようですよ。
Takano&Miyukiの音楽を聞いてくださる方々は、どんな曲がお好きなんだろう?…色々と話し合いながら、帰路につきました。
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