長散歩~長野県上田市別所温泉
演奏に出かける時は、「遠足の朝の子供」のように超!早起きのTakano、今回は、午前4時前にスタート。
エレピも積んだし、7ステージ分の衣装もあり、黒のインサイトの積載容量に感謝しながらの運転です。
夏至から2か月も経つと、夜明けもぐっと遅くなります。
SAでもセミの声(7月なら真っ暗な午前2時頃から鳴き出すのですが)がコオロギに代わって、さびしいものです。
群馬県側は、妙義山も見えない曇り。
暗くなりそうな気分を一気に盛り上げてくれたのは、横川SAにあった(いた?)「ぐんまちゃん」!
以前から度々観光パンフレットや、ゆるキャラ紹介のTVで見てはいましたが、ぬいぐるみになると、これがかわいい!
Miyukさんiは、ひどくご執心で「今回は、長野県が目的地で、群馬県は通過するだけなんだけれど…。」と悩んでいましたが、佐久平に抜ける車内には、おや?黄色いぐんまちゃんと、赤い「だるまパン」が乗っていました。
からりと晴れた信州、浅間山が見えれば今回の目的地、上田市はもうすぐです。
自動車道を降りると千曲川を渡り、上田電鉄別所線を渡って、別所温泉駅へ。上田市街から別所温泉、意外に近いんですね。
国宝八角三重塔をはじめ重文の石造り多宝塔、善光寺と向き合う北向観音etc.とTakanoの御朱印帳が充実しそうなまち。
駅には現役を引退した上田電鉄の「丸窓電車」前で写真を撮り、主催者の方との待ち合わせ時間10:30まで1時間以上あったので、まずは国宝八角堂へ。
安楽寺の駐車場までは、駅から車で3分。
観光客は、拝観料を納めますが、墓参の方も多く(檀家さんですから当然拝観料無し)、「国宝を持つ寺」とは言え、町の人にとって身近なお寺さんなんだなぁ、と改めて感じました。
八角三重塔へは本堂脇の池を巻いて緩やかな石段を上りますが、木立の間から塔が見るので距離を感じません。精密で力強い木組み、千年も前の構造を間近に見ることができるのは幸せです。
まだ待ち合わせまで時間があります。
蓮の咲く池を通過して次の目的地、北向観音堂へ。
TVドラマ化された内田康夫「信州のコロンボシリーズ~越天楽が聞こえる」で重要な舞台となった北向観音、参道は、当然ですが映像そのまま。
参道には、土産物屋さん、お食事処などが品よくならんでいました。狭い通りに合わせての控えめな看板、いいですね。
さて、待ち合わせの駅に戻って、あとは演奏です!
Takanoは、出がけにカミソリで小指の先を削いでしまい、バンソウコウを二重に巻いても出血がなかなか止まらず、小指を伸ばしたまま固定しての演奏でした。でも大丈夫!別所温泉は、戦国時代の真田家の隠し湯、傷に良く効きます。
齋藤旅館でのチェックイン&休憩をはさんで午後1時からと5時からの演奏を終え、また宿に戻ってほっと夕食。
うっすらと硫化水素臭のする、でも弱アルカリの温泉で疲れを癒した後、トコトコ、北向観音境内で行われている「キャンドルステージ」と演奏を身に行きました。旅館からは徒歩で5分程度の距離。
境内から見下ろす上田市街の夜景がきれいでした。もちろんゆらゆら揺れるキャンドルもいい感じでしたよ。
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