はなとぴあ岩沼

　2012第１回目の金Lazz演奏の翌日、「ばら祭り開催」という情報に誘われて「はなとぴあ岩沼」までドライブ。　

　残念ながら、ばらにはまだ少し早かったのですが、「のぼりふじ～ルピナス～」が満開でした。子供の頃、毎年家の庭で見ていた花のひとつ。藤色と桃色のパステルカラーが好きです。

(続きます）

　しゃくやくの季節。白よりピンクの方が少し早いのか、日当たりの関係か、白は蕾・ピンクは満開でした。

　「立てばしゃくやく、座れば牡丹。歩く姿は百合の花」と美人のたとえにも登場するしゃくやく。花は牡丹に似ているけれど、樹木になる牡丹が「座っている」ような存在感を持つのに対して、毎年新芽から茎を伸ばして花をつけるしゃくやくは、すくっと「立っている」感じがします。百合の花びらのカーブは、「歩いて」いる感じかも。

　「はなとぴあ岩沼」・パンジーの花壇。地震の影響か、園内のアスファルトはところどころ亀裂が入っていました。

　でも、地元の人々は元気。土曜、日曜に開催されているという「野菜市」はオープン前から長蛇の列。新鮮な野菜が安い！！私も並び、レタス、キャベツ、キュウリ、たまねぎなど買い込みました。

　ゴージャスなおいしいランチ。でも、その本当にお手ごろな値段にびっくり！！　　　手前のビーフは、はるまきの皮風の食べられる器に入っているんです。

　奥のプレートはおしゃれな器にさまざまな食材が並び、目も楽しませてもらいました。福島の街にも、こんなランチが気軽に食べられるお店がもっともっとほしいですね。

　岩沼の海岸方面に、震災後はじめて足を伸ばしてみました。

　家屋跡には、こんな花だけが咲いていました。

　私が、一生懸命写真を撮ろうとしているのは、野バラ！！

　津波でなぎ倒された松の木の根元です。赤い新芽をどんどん伸ばし、緑の葉を茂らせ、たくさんの蕾をつけていました。来週、ここは「白い野バラの絨毯」になることでしょう。「野バラは強い！」と改めて感じた瞬間でした。(2012/06/02)